中小企業診断士

中小企業診断士とは?

更新日:

こんにちは。中小企業診断士の富樫(@NaotoTogashi)です。

本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

中小企業診断士。

お仕事されている方は名刺交換などで目にすることもあるかと思いますが、実際にどんな資格かご存知でしょうか?

恥ずかしながら私は2010年に一念発起して勉強開始するまで、具体的なイメージはありませんでした。

今回は「中小企業診断士」の概要についてご紹介します。

こんな方におすすめ

  • 中小企業診断士って何かを知りたい方。
  • 中小企業診断士はどんな人が何をしているのか知りたい方。

広告

中小企業診断士とは?

ざっくり言うと。

中小企業診断士は「経営コンサルタント」を認定する唯一の国家資格。
経営戦略、組織・人事、マーケティング、財務・会計、生産管理、店舗運営、物流、経済学、IT、法務など企業経営に必要な幅広い知識やスキルを持つ経営コンサルタントに関する国家資格です。

法律上の国家資格として「中小企業支援法」に基づき、経済産業大臣が登録します。
2017年時点で約26,000人が登録しています。

資格取得の為の試験は年一回。

  • 一次試験(7科目。経済学・経済政策、財務・会計、企業経営理論、運営管理(オペレーション・マネジメント)、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策。各100点の700点満点中、420点必要。1科目でも40点未満があると不合格。)
  • 二次試験(企業経営について実務事例×4事例の筆記試験、口述試験)

合格率は一次試験、二次試験、ともに約2割です。一次試験を突破できてもそこから約2割しか合格できない為、なかなか狭き門です。(一次試験を突破した方向けに養成課程(卒業できれば二次試験不要)もあります。私はこれ。養成課程については別記事でご紹介します。)

なかなか狭き門ではありますが、企業の経営課題について診断・助言を行う「経営コンサルタント」として、ビジネスに関する幅広い知識を一通り学べる為、企業に勤めるビジネスパーソンから最近人気の資格です。

日経ビジネスキャリアが20~40代のビジネスパーソン向けに2016年1月に実施した「取得したい資格ランキング」では、TOEIC、宅建、簿記、FP、などの人気資格を抑え、「取得したい資格ランキング」で1位になっています。
※参考リンク:日経キャリアネット「第5回 取得したい資格ランキング」

中小企業診断士の資格を取得して独立開業を目指す。
企業に所属しながら中小企業診断士の知識を活かしてスキルアップを目指す。
いずれにしても企業経営に必要な幅広い分野を学ぶ為、中小企業診断士の勉強をして資格を取得することはビジネスパーソンにとって決して無駄にはならないと私は思います。

中小企業診断士の仕事内容は?

中小企業診断士の資格保持者の仕事の分類は、大きく分けて2つに分かれます。

  • 独立開業 = コンサルティングなど他企業の支援
  • 企業内診断士 = 企業に所属して自社の仕事を行う。

そして、独立開業して活動している方の仕事は、ざっくりと以下の内容に分類されると思います。

  • 公的支援業務=中小企業支援団体など公的機関から依頼をうけ、中小企業に派遣されてコンサルティングなどの支援活動
  • 民間契約業務=お客様と顧問契約、お客様から直接お仕事を頂いて支援活動
  • 自ら事業を行う

支援活動は、マーケティング戦略立案、人事制度見直し、工場など運営の見直し、などお客様が抱えている課題に応じて様々な内容になります。

私は民間契約メイン、営業支援・マーケティング戦略立案などがメインです。
これから自分の事業を立ち上げて伸ばしたい、といった感じです。
国から中小企業向けに助成金、補助金がでることがあるので、中小企業が助成金や補助金の申請をする際の書類作成のお手伝いをすることもたまにあります。

実際の私の活動は、過去に自分が経験してきた事(IT業界での営業、マーケティング)に特化しています。(あくまでも私の場合です。)
ただ、中小企業診断士の資格取得をとおして企業経営について網羅的に学んだ事は、営業・マーケティング支援を行う際や自分の事業を検討する上で非常に役立っていると感じています。

中小企業診断士の実状は?(収入、職業、など)

ここまで本当にざっくりとですが、中小企業診断士の概要を書きました。

そこで気になるところが中小企業診断士の収入など実状。

収入は本当に幅広く分かれると思います。独立開業?企業内診断士?得意分野は?公的支援メイン?民間契約メイン?

これらの要素で収入は幅広く分布されると思います。

ざっくりですが、公的支援よりも民間支援(直接顧問契約)のほうが日当たりの単価は高い傾向だと思います。

公的支援のコンサルで3~5万/日、民間支援のコンサルで3~10万/日、あたりが多いのでしょうか?
じゃー民間の直接顧問契約がいいじゃないか、となりますが、自ら営業活動も行いつつコンサルも行っていくのはかなり大変です。
会社員時代に特定の分野で高い実績(経歴に記載できるなど、社外・世間一般に話せるレベル)がある方、中小企業診断士として多くの支援実績・成果を残している方であれば営業活動も楽だと思いますが、そこまではかなり大変です。
これから中小企業診断士を目指す方、今は企業内診断士で今後独立を目指している方、は自分の得意分野は何なのか?を強く意識すると良いと思います。

次に気になる職業ですが、中小企業診断協会が2016年に実施したアンケートによると、プロコン診断士(独立開業)と企業内診断士の比率はほぼ半々のようです。
※参考リンク: データで見る中小企業診断士 2016年版(一般社団法人 中小企業診断協会)

この中小企業診断協会のアンケートは、職業、年齢構成、得意分野、など幅広いデータが載っています。
特にこれから中小企業診断士を目指す方には具体的なデータとして非常に参考になると思いますので、是非ご覧ください。
他診断士が得意ではない分野を自分の強みの分野として活動できれば、かなり差別化になると思います。

これはあくまでも自分の感覚ですが、独立開業している診断士の中でIT関連が強い診断士はあまり多くないと思い(企業内診断士として活動している方が多い?)、ここを上手く攻められればかなり強いのかな?と感じます。
社内のITシステムにしても、Webマーケティングにしても、どの業種業態でも今後ますます重要性が増すと思うので、企業経営全般を捉えつつ解決策としてIT関連の支援ができれば高いレベルでお客様の支援ができると感じます。

まとめ

今回は中小企業診断士の概要について書きました。

これから中小企業診断士を目指す方や企業経営の課題を解決したいと考えている方に少しでも参考になれば幸いです。

これから診断士を目指す方は、中小企業診断協会のサイト資格の学校TACのサイトなどをみるとよりイメージが沸くと思うのでお勧めです。

診断士の支援をご検討の方は、公的機関では中小企業診断協会のサイト中小機構のサイトミラサポ、一般企業が中小企業診断士と組んで支援ということでは大塚商会の経営支援サービスなどみると、診断士を利用するイメージが沸くと思うのでお勧めです。

何れにしても、自分で診断士の勉強をするにしても、診断士を利用してコンサルしてもらうにしても、企業経営に対して網羅的な知識をもった中小企業診断士の資格は必ず役にたつものと私は思います。

それでは、最後までお読み頂き、ありがとうございました。

-中小企業診断士
-

Copyright© 中小企業営業部 , 2020 All Rights Reserved.